主な仕事内容と1日の流れを教えてください
水道、ガス、空調などさまざまな建築設備の修理・保守を担当しています。お客様は、竹内設備で施工を手がけた公共施設から、地域のビル、店舗、一般の住宅まで非常に幅広いです。保守は日程が事前に決まっているので、それに合わせて対応。修理はお客様の依頼や問い合わせに応じて、可能な限りスピーディに対応します。なので、時間の流れも仕事内容も毎日違います。
特に修理の場合は、お客様が困っておいでですから少しでも早く、適切な対応をすることが大切です。ところが、水もガスも空調も、設備はたいてい建物の内部や土の中に配置されているので、目に見えないことが多いんです。うちで工事したものなら詳細な情報があるので、すぐに対応の仕方を想定できます。でも、古い現場や他社の現場だと、配置や配管を探すところから。コンクリートが予想より厚くて問題の箇所にたどり着けず、あせりまくったこともありますよ。
どんな現場でも、設備が使えないという不便が少しでも減るように、まずできる応急処置はないか、もっといいやり方はないか、常に「ベター」を意識して取り組んでいます。
竹内設備はどんな会社?
地域への貢献度が高い会社です。グループとして、それぞれの個性と専門性を生かすやり方がうまくいっていると思います。修理は、土日も関係なく緊急対応の場合もあるんですが、その点は給料にちゃんと反映されていますよ。
現在はスタッフ5人で対応しています。和気あいあいで、家族的ないい会社だなと感じています。ただ、ニーズがどんどん増えていて年々忙しくなっているんです。それだけ信頼されてるってことなのでしょうが、新しい仲間、若い仲間にぜひ加わってほしいですね。
建築設備のことは知らなくても大丈夫。とにかく幅広い分野なので、好奇心と向上心さえあれば、仕事は覚えられるし、おもしろさも見つかるでしょう。私自身もそうでした。
この職場で働いて「よかった」と思うことは?
何年か前の冬、ある学校で暖房器具が使えなくなってしまったと連絡がありました。寒い季節、ストーブが使えないと授業になりません。急いで対応に入り、不具合を見つけました。燃料ポンプの制御機能が故障していたんです。応急処置で着火し、ストーブに火が入ると、先生方も子どもさんたちも、みんなが一斉に笑顔になってくれて。「ああ、やっててよかったなぁ」と、しみじみ思った瞬間でした。
仕事の幅が広いだけに、今も新しい発見に驚いたり、ワクワクしたりすることがあります。現場の一つ一つが全部自分自身の蓄積になりますし、それが次の仕事をさらによくする力になるんです。向上心をもち続けていきたいですね。