主な仕事内容と1日の流れを教えてください
毎日、担当する施工現場へ直行し、工程に従って作業を進めていきます。1日の流れは、朝のあいさつ、確認事項の打ち合わせに始まり、夕方の片付け、整理・整頓、進捗の確認と翌日の準備で終了します。ただし作業内容は現場によって全然違うので、毎日同じということがありません。図面に沿って施工していくのが基本なんですが、現場の状況や環境に合わせ、調整しながら作業するのが、むずかしいけれど楽しい仕事だと思います。
前職は塗装の職人。技術も知識も塗装という範囲だったのですが、建築設備はめちゃくちゃ範囲が広く、覚えること、考えることが多くて最初は面くらいました。でも、できないのは自分がくやしいので、現場でわからないことはそのままにせず、ノートに書いたり携帯電話にメモを打ち込んだりして後で確認して覚えました。
大手の建設会社やガス会社などの工事で施工を担当するときは、現場で工事の段取りや流れをしっかり見て、自分の仕事にどう生かしていけるか、参考にしたり考えたりすることもあります。それもまたおもしろいんです。
竹内設備はどんな会社?
ひと言でいうとフレンドリーな会社です。みんな仲がいいし、なんでも口にできるいい環境だと思います。
もちろん、仕事に対してはみんな真剣そのもの。建築設備の役割や大切さを、みんなわかっているし、使命感もってるからでしょうね。その考え方も、技術も知識も、先輩たちに一つ一つ教えてもらい、現場で指導してもらって、経験を重ねることができたんです。先輩たちの姿を見ながら、「自分で考え、自分で仕事する」姿勢を学び、実際の仕事で手応えを感じられるようになれたんだと思います。
2021年から自分で一つの現場をまかされるようになりました。責任は重くなったけど、自分で考え、自分で判断して、仕事を進めていくのは楽しいです。気を抜くことなく、どんな現場でも対応できるようになっていきたいと、気を引き締めています。
この職場で働いて「よかった」と思うことは?
学んだこと、身につけたことを100%現場で生かせることかな。まだまだ覚えなくてはいけないことは多いし、今も先輩たちに教えてもらいながら、なんですが、全部が仕事に生きてくるのがおもしろいですね。もっと経験を積み、どんな現場でも一人で行って一人で対応できて、会社のみんなからもお客様からも安心してまかせてもらえる、そんな職人になっていきたいと思います。
建築設備そのものは目に見えづらいですが、自分が施工に携わった建物はずっと残っていきます。うちは公共工事が多く、地域のなかで重要な存在となっている建物も多いんです。自分にとって大切な人に、「この建物はおれがやったんだ!」と自慢できたら、かっこいいですよね。ぜひそうしたいと思います。